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街角コラム

商人の街からオフィスビル街へ…変貌を遂げた麹町の賃貸オフィス事情

麹町駅

四ツ谷と半蔵門の間に位置する麹町。
東京都心各地へのアクセスの便の良さから高級ホテルや総合大学が軒を連ねる他、セブンイレブンやオリエンタルコーポレーションなどの大企業が本社を構える地でもあります。今回はそんな麹町のオフィス事情と周辺環境を見ていきましょう。

アクセス

麹町は東京メトロ有楽町線の駅で、他路線は乗り入れていません。飯田橋からは4分、有楽町からは6分、池袋からは14分のところにあります。
隣駅である永田町へは電車2分または徒歩19分、市ヶ谷へは電車2分または徒歩10分で向かう事が可能です。
また、半蔵門へは徒歩5分、四ッ谷へは徒歩14分で向かう事も可能です。

麹町の周辺環境

麹町の周辺環境

麹町は、神田川と皇居の外濠に挟まれた、四ツ谷駅から半蔵門までの東西に細長く伸びたエリアです。
麹町エリアの中央を東西に走る新宿通り(麹町通り)は、川の水による侵食作用で起伏に富んだ台地の頂上部分を通っていて、甲州街道方面から新宿を通って江戸城(現在の皇居)へと至る道として整備されたことから、周辺は商人の街として古くから発展してきました。「麹町」という名前の由来も、周辺に麹を作って商売をしていた人が多かったからという一説もあります。

新宿通りの拡幅により、現在では周辺に大手企業の本社ビルが軒を連ねる他、大通り沿いにも大小様々なオフィスビルが立ち並ぶなど、商業地域からオフィス街へと姿を変えていっています。さらに、周辺には私立の総合大学も数多く立地するなど、常に時代の先端を行く街として知られています。

四ツ谷や半蔵門に埋もれてしまいがちな麹町には、一体どのような見どころがあるのでしょうか?

有名大手企業の本社ビル

  • オリエンタルコーポレーション
  • セブン&アイ・ホールディングス
  • ライフネット生命保険
  • 日本製粉

古くから商業地域として発展した麹町には、私たちの生活にも身近な有名大手企業の本社ビルがあります。
オリコカードなどで知られる信用販売会社「オリエンタルコーポレーション」、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどを傘下に持つ総合物流企業「セブン&アイ・ホールディングス」、財閥や外資系企業に依存しないネット直販型生命保険「ライフネット生命保険」、パスタのオーマイやNIPPNの略称で知られる国内シェア2位の製粉会社「日本製粉」などが、ここ麹町に本社を構えています。

これらの企業は、近年になって本社ビルを麹町に移転していたり、新規に設立していたりするので、やはり商業地域というよりもオフィス街として注目されていることが伺えます。

エフエム東京

少し昔にさかのぼってみれば、TOKYO FMとして知られている「エフエム東京」があります。1985年に麹町の東端の半蔵門に新本社ビルが竣工し、本社機能を新宿から移転してきました。本社ビルが面した通りにも「東京FM通り」という名前が付けられています。この頃から麹町の一帯はオフィスビル街として注目されていたのかもしれません。

私立総合大学のキャンパス

上智大学

  • 城西大学
  • 明治薬科大学

都内各所からの利便性の良さから、人が多く集まる麹町には、番町から紀尾井町までの広い範囲に私立の総合大学の関連施設が集まっています。

キリスト教に根ざした教育を行う難関校「上智大学」をはじめ、箱根駅伝に何度も出場している常連校「城西大学」のキャンパスや、薬剤師の教育に特化し医療の発展に貢献してきた伝統校「明治薬科大学」のサテライト・ラーニングセンターが置かれています。
周辺には私立の中学校・高等学校も存在しており、麹町は未来ある多様な若者が集まり学ぶ街としての側面も持っています。

高級ホテルが多数立ち並ぶ歴史深い理由

麹町が商人の町として栄えたのは、江戸時代この地にあった武家屋敷が関係しています。

麹町の北にある番町には「旗本」が住んでいました。「旗本」は一言で言えば、将軍直属の警備部隊です。
徳川家康は江戸城の警備のため、江戸城から見てすぐ西に位置する番町に旗本を住まわせ、有事の際に直ちに緊急出動させられるようにしていました。将軍直属の警備部隊ともなれば、将軍から絶対的信頼を寄せられ、行政職にも就けるようなエリート揃いですから、番町には旗本屋敷が立ち並びました。

また、麹町の南には紀尾井町があります。
「紀尾井町」の名前の由来は、参勤交代のために、この地に大名屋敷を設けていた「紀州徳川家」「尾張徳川家」「井伊家」の三家の頭文字から来ています。屋敷は幕府から支給され、石高(収入)もさほど多くなかった旗本と比べて、羽振りの良かった武家たちは広大な大名屋敷を持っていました。

旗本にしろ武家にしろ、それぞれの暮らしがあります。そこで彼らを支えたのが、商業地域としての麹町の商人たちだったのです。旗本たちの暮らす北の番町や、武家屋敷が並ぶ南の紀尾井町は居住地域、商人たちが集まる中央の麹町は商業地域という棲み分けがされていました。

ホテルニューオータニ

明治維新後は広大な武家屋敷の跡地を政治家や財界の重鎮らが買い取り、土地を活用して新たな収入源にしようとしました。
広大な空き地を利用して学校等の教育機関が建ちましたが、とりわけ南の紀尾井町は、番町よりも広大な土地が余っていただけではなく、日本の行政の中枢でもある永田町が近く、地下鉄などの路線網も発達していて利便性が良いこと、1964年の東京オリンピック開催で外国人の受け入れ施設確保が急務となっていたことから、この地にホテルが次々と建設されるようになりました。

その中でも最大規模、高度経済成長期を象徴とする高層ビル建設の先駆けとなったのが、ホテルニューオータニです。17階建ての本館である「ザ・メイン」を筆頭に、40階建ての「タワー」、「ガーデンコート」、「新紀尾井町ビル」の4棟が立ち、1,500室前後の客室、レストランや宴会場の数は数十にも上る他、多数のテナントも入居。
地球環境保護事業にも取り組んでおり、新しい空調システムや、下水や雨水を再利用するための浄水装置の導入なども積極的に行っています。

東京都心の消防拠点は麹町にある

麹町消防署

麹町消防署には、東京消防庁第一消防方面の本部が併設されています。
東京都内のうち、千代田区・中央区・港区を管轄しており、管区内に10ある消防署と連携し、消防業務を円滑に推進できるように設置されています。
また、管区内で大規模災害が発生した場合は、第一消防方面本部から現場の指揮を執るために出動する事もあります。
幅広い都心3区ものエリアを統括する消防方面本部があるのも、麹町なのです。

麹町の賃貸オフィス事情

麹町 新宿通り

麹町駅周辺は、新宿通り沿いに高層ビルが立ち並んでいる他、大手企業の本社ビルも軒を連ねています。
中には比較的新築の物件が多く、開放感のあるエントランスや立体駐車場、最新鋭のセキュリティシステムを兼ね備えたハイグレードなビルも見受けられました。
中小規模のビルで見ると、飲食店やクリニック、学習塾、コンサルティング会社や企画事務所などが多く見られました。
都内各地からのアクセスもよく、オフィスビル以外にも教育機関、大型ホテルが多く、大変な賑わいで活気ある街ですが、近くには麹町警察署もあるので、治安はいい方だと言えるでしょう。

大企業の本社ビルや教育機関、公共機関などが集中する麹町では、賃料がやや高めになる傾向がありますが、中小規模のオフィスビルであれば坪当たり15,000円前後で抑えられる物件もございます。

オフィス選びはご相談ください

麹町周辺の賃貸オフィス事情について、周辺環境と歴史的考察からご紹介しました。
今となっては江戸時代の武家屋敷といったレトロな面影はなくなってしまいましたが、それは麹町という街が常に新しく生まれ変わり続けているということです。オフィスビルの集まる地域として、今後は注目されていく事でしょう。

新宿賃貸事務所.comでは、麹町の物件を含め、新宿周辺の賃貸オフィスを紹介しています。賃貸オフィス物件をお探しの際は、下のお問い合わせフォーム、もしくはお電話(0120-95-5129)よりお気軽にご相談ください。

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2019年08月26日現在

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